当 西洋占星術スクールは、7~9世紀のアラビアで行われていた占星術を基礎としていて、その頃の文献類の英訳されたものを使って講義をしています。リセプションやディグニティーも、アスペクトと共に説明されます。古典的な西洋占星術の法則を、下記の書籍によって確かめてください。確かめた後に受講ください。理解してから、という意味ではありません。目を通す程度に確かめてくださいと言っています。占星術の法則を理解しても、判断をする行為は実際に行わないと身に付きません。どこか茶道の作法に似ています。茶道の作法を本で学んでも、直ぐにお茶をおいしく点てられないのと同じです。
これらの本を読むことで、古典的な西洋占星術の概略が分かりますし、初めて目にする内容もきっと多いことでしょう。直ぐには理解できないかもしれませんが、何度も繰り返し読んでください。
西洋占星術の法則は、アスペクト1つとっても奥の深いものがあります。例えば、
※ 惑星が軽いとか ⇔ 重いとかの順は、カルディアン・オーダーと呼ばれる惑星の順番で決められています。
ホラリー占星術は難しくありません。難しい印象を画策されているだけで、惑星たちの動きを体感しないと法則を恐る恐るしか使えません。
ホラリー占星術は、たった1枚のチャートで判断ができます。ネイタルだと、レボリューション・チャート(太陽リターン・公転周期による判断)があって、たった1枚というわけにはいきません。複数枚を読むのと、1枚を読むのではどちらが簡単でしょうか?
また、多方面を読む(ネイタルの)のと、絞られた1つのことを占う(ホラリー)のでは、どちらが簡単でしょうか?
西洋占星術の基礎です。ややこしい話はありません。
『星の階梯 I』は、惑星や、サイン、そしてハウスのお話です。西洋占星術入門です。
『 星の階梯 II 』は、判断の要諦である、リセプション・アスペクト・ディグニティー。
上記の本は、当クラスの初級・中級のテクストです
教科書は、『星の階梯(かいてい) I』と『星の階梯 II』その中身は、アラビア時代に書かれた法則に裏打ちされていて、世界中のスクールと比較しても引けを取らないものです。占星術の中でも最も簡単なホラリー占星術から学び始めます。
師匠❕
私も、難しいと思い込んでました。でも、違っていました。
すご~く覚えることが、
少なかったんです!
私が、本当に知りたかったのは、私や彼の性格ではありませんでした。
本当に知りたかったのは、彼ともっと仲良くして、結婚できるかどうかでした。
相手の気持ちを知ることができれば、接し方も変わってくると思うのです。彼の、私に対する気持ちが分からないので、ちょっと不安でした。
でも、誕生日じゃないホロスコープにも、私のものだけではなく、彼の気持ちが出るなんて、知りませんでした。
古典的な西洋占星術には、相手の気持ちを知るための技術があるのですね。
● コースの始めの部分、初級、中級コースは、時間をかけて行いますが、コース全体の入り口で、その中身は、金額にすれば2~3万円ぐらいの価値しかありません。
● コースの重要部分は、上級コースにあります。初級、中級コースのお値段は、上級コースのための分割前払いのようなものです。
● まずは、初級、中級コースを終えてください。この部分を飛ばすことはできません。これまでにも、初級、中級コースを飛ばして、上級コースだけを受けたいと言われたことがあります。そこで簡単な質問を2~3してみると、答えられた方がいらっしゃいません。それくらい、基礎を知っている人はいないのです。もちろん、初級から学んでいただいています。
誰に後ろ指を刺されることなく、遠い昔から伝わってきた技術を習得できます。
技術の中には、リセプションやディグニティーが当たり前のように入っていて、アスペクトだけの西洋占星術とは一線を隔しています。
卒業まで行かなくても、中段辺りで、既に、世間で言われる一流の占星術師の仲間入りができます。何故、そう言えるのかは、お弟子さんたちのブログで確認いただけます。
https://ameblo.jp/horary-school/ から、何人かのHPに飛べます。右下にあり。
● 詳しいスクールの概要 ← クリックして頂くと、別ページへ
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人生は、決められているのでしょうか? それとも、自由に選択できるものなのでしょうか?
私は、大雑把には決まっていると考えています。もし、生命体の魂が同じように作られていたとしたら、その中に自由意思も込められたことと思います。遠い遠い過去には、違いはありませんでした。長い長い魂の変遷の道のりで、同じ場所を占めることができないという違いがまま生じることから、少しづつ違いが生じたものと思います。つまり、あなたと私が違うということが、自由意思を証明しているわけです。選べる違いが無かったら、魂の分化はことほど進まなかったでしょう。
人生は、確実に変えることができます。それを分かっていて、ネイタルの占星術なんて必要なんでしょうか?
人生は、変えていけるものです。
でも、占星術は当たります。矛盾じゃないのかと言われます。
私の言っているのは、人生はコツコツ、目の前の事柄は素直に直ぐに、と言っているわけです。直ぐには変わりません(それは、星で判断できます)。でも、人生は、徐々に時間をかけて変えていけます(何10年もかかるかもしれません)。
私が西洋占星術に興味を持ったのは、恋愛に悩んでいた中学生の頃でした。彼女とのことで、どこかに良い兆しが出ていないのか、いろいろ調べたのものです。
当時の西洋占星術の本は、性格占いのようなもので、「あなたは、情報に一喜一憂し、心を揺らす。来年は変化の年。」など、誰にとっても当たり前のことを、さも、自分のために書かれているように思い込んでいました。
でも、他の人のことも読んでいくと、どれもこれも、自分にも当てはまることばかり! これって占いというよりも、「西洋占星術そのものが、人生の指針みたいなもの」なのかと考えるようにもなりました。
占えるのか? というと、何も占えませんでした。それなのに、何が魅力なのか、西洋占星術の深みにはまっていったのです。
当たると評判の、ホラリー西洋占星術に出会うのは、その後30年も経ってからです。
大学を出て、社会人になり、潤沢に本を買える時代になっても、西洋占星術に興味は湧くけれども、何も占えていない自分がいました。
本の中身は、どれもこれも、うまく占えているのです。全て、その人の過去のことですが、上手に分析もされていました。じゃあ、と、自分の出生図を見てみても、以前と同じように、何も占えませんでした。
彼女とデートできるようになったのは、何も占いのおかげではありません。思い切って電話をしたからです。お父さんが電話に出られましたが、彼女に電話をつないでくれました。考えてみると、この頃、自分で行動をする大切さを学んだのだと思います。
頭の中では、占いと人生、というものを考えるようになっていて、自分の思いを形にするには、行動の方が大事なのかもしれないと徐々に移行していった頃です。そうこうしているうちに、再び占いに戻るきっかけがありました。
クリスチャン・アストロロジーというイギリスの英文の本の中に、まだ通信の無かった時代に、船舶が港に帰ってこない理由が、嵐によるものなのか海賊に出会ったのか、積み荷は無事なのか、乗組員は無事なのか、そんなことを西洋占星術で占っている記述があると聞き及びます。矢も楯もなく読みたくなります。英文の本を取り寄せました。1999年のことです。
待望の本が1か月ほどで船便で到着します。でも、読んでも内容はサッパリ理解できませんでした。これまでに学んできたものとはまるっきり違っていたのです。さらに、これまで以上に、人生と運命と宿命などのことを考えるようになりました。
そして、あまりにも難解だったので、イギリス人の占い師、ジョン・フローリー氏に師事することにしました。この時代に習った占星術は、ゆうにそれまでの30年を超えていました。何も勉強をしていなかったに等しいということを思い知らされたのです。
人生は作り替えていくことができると信じ、片や、占いは当たると学び、いったいこの世はどうなっているかにまで考察は及んでいきます。
そこで至った考え方は、人生は様々な織りなす波でできていて、その波は自分でも作っていくことができて、既にできてしまった小さな波(長い人生にしては、短い期間の出来事)については、占うことが可能だという推論です。
つまり、占いで当てることのできる波は、既に出来上がっている波の途中にあるものだけです。それは、ほかでもなく、自分自身の心が作り上げるものです。他の人の波動ということもありますが、自分が中心をなす波は、まさに自分のものだということです。
最近、誰かと恋愛をしているとしましょう。相手の誕生日など分からなくても、この波は占いで判断することができます。この恋愛が終わって次の恋愛をするかもしれません。けれども、次の波は占うことはできません。何故なら、まだ波は起きていないからです。
さらに、株を買おうとしていたとします。銘柄を決めないと、波が起こらないと思いませんか。株を決めます。そして、占ったとします。その株は、買ってもすぐに値段が下がるとホロスコープに出たとします。あなたは、それでもその株を買いますか?
私の生徒さんで株を実際に売買している人は少ないのですが、お二人いらっしゃり、どちらの方も損はしていません。お一人は、年に5~6回、海外に旅行に出かけています。2020年~21年は武漢ウィルスの影響で行けなかったようです。
占いは当たるのですが、当たらない方面の占い、つまり、人生全般の占いに、まだとらわれていらっしゃいませんか? 人生は、自ら作っていくものです。思いが原因で、その思いが強ければ実現していきます。いみじくも、私が彼女に思い切って電話をかけるというような、小さな行動が人生を変えるのです。その彼女、どうなったのかって?
彼女は、別の人と結婚しました。でも、彼女の口から「私、結婚するのよ」と聞いたとき、信じられないかもしれませんが、「おめでとう」と喜んでいる自分がいましたし、「良かったね」とも言いました。本気で好きだったら、そうなるものなんです。人の喜びは、我が喜びなんです。
占いの方の勉強は、どんどん進んでいき、4年かけて、ジョン・フローリー氏のもとを日本人として初めて卒業し、「ホラリー・クラフトマン」という卒業証書を頂きました。
西洋占星術の勉強は、それからがスタートだったといってもいいでしょう。生徒さん方に教えるメソッドを体系化するのに数年がかかりました。ジョン・フローリー氏の下で学んだステップをある程度踏襲していますが、どうしても実践的なホロスコープは、私が体験したものしか伝えられません。それで、お客様からの貴重な質問をベースに、コースを体系化しました。それらは、上級クラスに入ると、恋愛、結婚、資産、不動産、移転、仕事、健康、学問分野、対人関係、株の判断、裁判の問題、スポーツ等々、多岐に渡ります。そして、当たると評判のホラリー西洋占星術を手に入れたことで、様々なジャンルの質問に答えています。
寄せられる質問は、具体的なもので、具体的な答えでないと困るわけです。
全てを学ぶ必要はありませんが、問われることの多い、恋愛と仕事の領野のものは、全ての生徒さんに学んでいただいています。また、基本的な技術を、興味のある分野で学んだ方が習得が早いというのもあります。
先にも述べましたが、株の判断で稼いでいる人がいます。職業占い師として、稼いでいる人もいます。自分の伴侶を選ぶ際に、ホロスコープを使って判断した人もいます。「この人でいいのか?」ですね。
勘違いしないで頂きたいのは、星が正しい結果を与えるからといっても、それは、小さな波の一部分しか観ていないということです。大きな波の全て(つまり人生)は、星で予測のつくようなものではなく、心の持ちようにウェイトがかかっていることです。小さなものが当たるからといって、大きなことも当たるわけではないのです。
多くの人が、ここを勘違いをして、人生は星によって全てが決まってしまっているのだと極端なことを言う人さえもいます。そうでは、ありません。人生は、昨日と違う行動によって、必ず変わっていきます。
西洋占星術の概念の中に、人生は変えることができることが、もともと含まれていたことを最近知りました。古代の文献に書かれていたのです。「占い」と「儀式」、これが何故、並列させられているかにヒントがありました。これを説明する必要もあると思いますが、今回は割愛します。別のホームページをお読みください。
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ネイタル・リーディングの本 | 推薦図書 『星の階梯シリーズ』