このHPは、西洋占星術のことを伝えています


 当サイトは、西洋占星術の様々な技法を伝えています。お読みになるだけで、多くの知識を得られるでしょう。書き方は少々押しつけがましい点があることは承知しております。それは、皆さん方よりも少しだけ知識量が多いことから、鼻持ちならない書き方をしているかもしれないからです。

 

私(河内邦利)も、一人の西洋占星術を学ぶものとして、皆さん方とそれほど知識の量に差はありません。そんな私がHPでいろいろ述べるのは目的があるからです。

 

一つには、日本の西洋占星術を改定したい。そういう志を持っているからです。というのは、西洋占星術には、失われた技術があることを知らない人たちがあまりにも多いからです。

 

今日、日本に流布している西洋占星術の多くが、サインとハウスを同等に扱っています。また、惑星の定義をせずに、いきなり説明を始める本やWebサイトもあります。1つ1つのサインやハウスの意味も丁寧に説明されていながら、惑星の定義が見つからないのです。この状況は何か奇妙さと違和感を覚えます。

 

先生として他の人に教えるなら、英文の本を読むことをお勧めします。そこには多くの異なった知識が書かれていることでしょう。どのような事柄が異なっているのかはここでは言いません。読めば分かります。私は、それらを噛み砕いてHPを作っています。ですから、何が違うのか、異なっているのか、私のHPからつかむ人も出てくるでしょう。

 


たとえば、

 

アスペクトは、体感することができます。オーブも体感することができます。それはチャートを読む経験を積むことと同義語のように思います。太陽のオーブが30度であることを体験できるのです。月のオーブが24度であることも体験できるのです。先進的で古典的な実験と考えてもらってもいいでしょう。そうやって、アスペクトやオーブを体感すると、150度は効かないとか、30度はアスペクトではないという実感がわくのです。それを体験しておかないと、誰かが150度は1つのアスペクトだと述べていると、ついつい、その情報に流されてしまいます。

 

事実150度は「インコンジャンクト」と呼びます。英語の意味は明らかに「アスペクトしていない」です。「イン」は、否定を表す「イン」で、それと「コンジャンクト(接合)」が結びついた言葉です。つまり「アスペクトしていない」です。アスペクトではなくても、意味は持たせられます。もちろん、結びついていないという意味を持ちます。 

  ※ 例えば、incorrect ⇔ correct (正しくない ⇔ 正しい)、などで使う in です。

   inconjunnct ⇔ conjunnct (接合していない ⇔ 接合)、となります。

 

 


西洋占星術をより深める

星の階梯 II

 アスペクト・ディグニティー・
 リセプションについて

 

「古典的な西洋占星術の判断方法を書きました。アスペクト、ディグニティー、リセプションの理論をこれで学んでください

星の階梯 II2020年10月発刊 好評発売中

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 アスペクトを知る人は多いのですが、ディグニティーやリセプションの使い方の分からない方が多いのが現実です。これらのテクニックは、ネイタルでも多用されます。 


西洋占星術スクール

〔西洋占星術〕

スクールのご案内


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本の紹介

『古典占星術』

チャールズ・オバート著

河内邦利 翻訳

 

 

「ネイタル・チャートのリーディング方法について古典的な方法が載せられています。これまでに日本語で紹介されていなかった、数々のテクニックを紹介しています」難しいかもしれないので、トップページの読み方を参照ください。

『古典占星術』2023年10月 発刊

総合法令出版社 刊

Amazon、及び、全国の書店で発売中


星の階梯Ⅰ
サイン、惑星、ハウスについて

古典的な西洋占星術の基礎、サイン、4つのエレメント、惑星、ハウスについて説明を加えています

星の階梯Ⅰ 2018年発刊 好評発売中
Amazon、全国の書店で発注すれば買えます

 


 『愛のホラリー占星術

 リセプションについて

 

「リセプションを理解するには、恋愛の質問を解くのが最良です。リセプションの使い方について書いています。

愛のホラリー占星術
2013年刊 好評発売中、Amazonで買えます

 



百文字占断

 西洋占星術を使った
 鑑定例

 


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産まれた時間が分からなくても
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コース推奨



● 西洋占星術で使う惑星の定義と、天文学で使う惑星の定は、ジャンルが違うので異なっています

西洋占星術で使われる惑星は、各天球をそれぞれ受け持ち、時間を司り、七曜日の1つを差配されています

 

● 天文学的な惑星は、ある程度の大きさがあって恒星(太陽)の周りを回っている天体のことです。
冥王星は準惑星(当初、矮(
わい)惑星でした)。天文学では、太陽は恒星月は地球の衛星であり、天文学を学ぶ方々は、決してそれらを惑星とは言いません

● 西洋占星術で『惑星』という場合は、太陽も月も惑星です。西洋占星術で使う惑星の定義は、天文学で使う惑星の定義と違っています。
そのジャンルで使う言葉の「定義」をすることは、とても大切なことです。他の生活分野では、あなたもそうしているはずです

 

当たり前だと思えるものにも、考察を加えてみると、全く異なる世界が広がってきます。

 

ジャンルの違いは、言葉の定義をも異ならせます。訳も分からずに一緒くたにしてはいけません。

言ってみれば、西洋占星術の「惑星」は、「曜日と係わる」占星術業界用語なのです。

 


●「惑星」は、人生の個々の部分の個性を語ると言われることがありますが、それほど狭いくくりでもありません。もっと大きな枠に当てはめられ、惑星それぞれが個性を持ちます。ジャンルを限定すると、個人の個性を語ることもある、という程度です。

 

もっと大きなくくりの意味が「惑星」にあって、エレメント(火地風水)を持ち、ジェンダー(性別)を持ち、昼夜の受け持ちがあり(セクト)、幸運な惑星と不運な惑星に分類されます。この時点で、既に個人のものではありません。男性であれば、女性格の惑星が不必要なのかというと、そうではないでしょう。幸運な人のチャートには、不運な惑星が記載されないといったこともありません。

 

「惑星」は、ただ、そこに在るだけなのです。分類されたものをサイン上やハウス上に再構築していくと、そこに何かを語っている惑星が存在し始めます。時には人生を語ることもあるでしょう。時には、国家を語ったり、猫の居場所を語る場合もあります。個性に限定したものではありません。

 

●「海王星」や「冥王星」、その他の「小惑星」などの天文学的な惑星を使っても、西洋占星術が当たるように思えるのは、ほとんど精神的な事柄だからです。精神的な事柄というのは、言うと当たるもの。「思い当たると言います。

 

精神的な判断は、家系を継ぐとか、事業を起こすとか、人の重要なイベントと関わっていません。思い込みで、精神性が重要だと考える人はいるでしょう。けれども、人が評価されるのは、実は行動なのです。もちろん、車の両輪に似たようなもので、考えて行動(語るだけでも行動です)して、回りに影響を及ぼして、人生が進んでいきます。精神性だけでは、人生は動かないのです。