百文字占断 etc.



霊障とか夢を西洋占星術で解き明かすことを、始めのころは疑いながら解いていました。私には霊的な目もありませんし、持ちたいとも思いません。

 

夢の解析は、少なくともフロイトの夢判断よりも面白いと思いました。夢は現実での欲望を消化した形とフロイトは言いますが、西洋占星術ではもっと大胆に、現実生活そのものです。

 

夢からどういう影響を受けるかを、実生活と同じように解いていきます。西洋占星術的な理屈でいけば、それは当然で、チャートは現実生活そのままの縮図だからです。夢で止めておかないで、チャートに転写するような感覚です。

一方、霊障の方も、眉唾物でした。世の中には霊障その物も無いと考えている人が大勢いらっしゃるわけですから、その人達にも納得できるような捉え方がよいのかもしれません。

 

しかしながら、それはできないようです。ある程度は、その存在を信じている方からしか質問も受けませんし、無理に存在理由や存在の証拠立てをした所で、一笑に付されるだけでしょう。

 

かくいう人々は、実は神様も信じていないと考えて差し支えありません。神さま入ると信じますか「ハイ」なら、悪魔や、魑魅魍魎の類も居てしかるべきなのです。これが「イイエ」なら、その人は偽善的に神さまだけは「居る」と答えているだけだろうと思います。

それにしても、西洋占星術のチャートから、霊障をそれと見抜く方法を考え出したアラブの先達たちは、どのような感覚の持ち主だったのか?