本のリンク(西洋占星術の本)



Introductions to Traditional Astrology

 

西洋占星術の基礎を学べます。アブー・マシャーやアル・アルカビーシーといったアラビア時代に活躍した占星術師たちの述べた、定義めいたものを揃えています。

 

多くの惑星やサインにまつわる概念が手に入ります。


Introduction to Traditional Natal Astrology: A Complete Working Guide for Modern Astrologers チャールズ・オバート著

 

『古典占星術』の原本。西洋占星術のネイタルの基礎的な事柄を網羅していて、ガイドブックでありながらネイタルの基礎を手順を踏んで学べる内容になっています。歴史から始まり、古典的な占星術の概要を述べ、それをネイタルの判断に生かすにはどのようにすれば効果的か、また、効率的に学ぶことで例題が紐解けるまでになります。


Bonatti's 146 Considerations

 

13世紀のイタリア人占星術師、グイード・ボナタスの146項目の注意事項です。一度に全てを使えないとも書かれていて、あれとこれを使う、使い道が違うことが理解できます。

 

月の項目を太陽には使えないものもありますし、太陽の項目を、他の惑星たちが使うことが無いものもあります。例えば、コンバストというのは太陽だけが持つ性質で、他の惑星には真似ができません。


The Astrology of Sahl B. Bsihr: Volume I

 

サエル・ビン・ビシュルの書いた西洋占星術の基礎から、ネイタルに至るまでのかなり重厚な本。翻訳をしたベン・ダイクスの書くイントロダクションも素晴らしい。

 

基礎、格言、ホラリー、イレクション、ネイタルが組み合わされている。

 



Carmen Astrologicum

 

現在参照できる整った形での最古の西洋占星術の本。幾つか英訳されてますが、これはベン・ダイクスの訳したUmar al-Tabarīの、アラビア語版からの英訳本。序文にも示唆があって、とても参考になります。


The Houses Temples of the Sky

 

ハウスの概念を古代から現代までに通じて、膨大な資料から読み解いた良書。ハウスの意味の再構築に欠かせない本です。

 

全ての考え方に賛同しているわけではありませんが、これほどのハウスを委細に調査して書かれた本は今のところありません。


Hellenistic Astrology

 

クリス・ブレナンによる新進気鋭の西洋占星術の歴史を絡めたネイタル占星術の本。彼の基本的な西洋占星術に対するスタンスが強く出ています。多少くせが強めですが、西洋占星術の歴史的変遷がよく分かります。また、ネイタル占星術の判断方法が、彼なりにまとめられています。