講師 紹介


 

 北陸のあばら家で気の向くままに西洋占星術の、英訳された本をつんまりと読んでいます。その傍ら、知り得た知識を少しでも日本に残しておきたく30名ほどの生徒に伝えています。これまでに延べ100人超の人を教えていますが、自分から進んで英文の本を読むことに進んだ人は、数名しかいません。実占占星術家になっている人がほとんどで、タロットや四柱推命、手相などと組み合わせて鑑定をしている人もいます。それなりに、古典的な西洋占星術が伝わっているものと思います。

 

 西洋占星術の勉強は楽しく、ついつい洋書を読みながら時間を忘れて読みふけってしまい、夜遅くまで寒いのに気付かずに読み漁ることもあります。まだまだ知らないことが多く、何故なのかと考えると、そのことを書いている本を探しだしたくなります。チャートの判断でも、何故、そういう結果になったのかが分からないこともあります。数年後にそれが解決することもあり、解けなかったチャートもいずれ役に立つものです。最近も生徒さんから持ち込まれたチャートで、なかなか判りにくいチャートがありました。「就職できるか?」 という質問でしたが、生徒さんも私も、「できる」という結果を導き出しました。しかし、結果は「ダメでした」と返事を頂いたのです。

 

 急ぎ再検討してみると、コレクション・オブ・ライトで、アセンダントのロードも、ライバルを示す7ハウスのロードも、いずれも10ハウスのロードにコンタクトを取ることのできる位置にあります。そう考えてからエッセンシャル・ディグニティーに目をやると、明らかにライバルの星の方が勝っていたのです。相手はイグザルテーション、カレントはライバルからフォールと看做されていました。これなのか!! と納得した次第です。

 

 

 占星術的な間違いを繰り返すことで、謙虚にもなれます。失敗を恐れずに鑑定をしている今日この頃です。そういった失敗と見直しをしていかないと上達はできません。そういった失敗の経験を書いている占星術師はいませんが、常に彼らとて鑑定を100%成功させてきたとは到底思えません。バックグラウンドはそうやって培われていくものです。

 


Venus

大阪、難波、なんばパークスからの金星。赤いのは、空気が淀んでいるせいです。火星ではありません。

Places

これは、2016年1月の雪ですが、2021年1月の雪はもっと多く、隣との間にある柵を遙かに超えています。1m20Cmといったところ。2021年の雪で、映り込んでいる灯篭が雪の重みで、倒壊しました。それくらい雪深かったのです。

People

 我が家の住人の2匹。

彼らは明らかに自分も人間であり、平等に扱ってもらっているものと思っています。2023年に3匹になりました。



 よければ、コメントをお残しください。このページからの投稿は、お返事を差し上げないこともあります。忌憚のないご意見をどうぞ。

 

コードを入力してください。:

メモ: * は入力必須項目です