コレクション・オブ・ライト



● コレクション・オブ・ライト(簡略に、コレクションとします)とは、惑星A.と、惑星B.を、もう一つの別の惑星C.がアスペクトやコンジャンクションで集める事を言います。

 

  集める、というのは、惑星A. が右から、惑星B. が左からのアスペクトを、惑星C. がそれぞれアスペクトを完成させることです。1つの惑星C. に、順番に惑星A. が、次に、惑星B. がアスペクトすることもあります。

 

  下記の図は、金星と火星にアスペクトがありません。そこで、土星に対して、順に火星と金星がアスペクトを完成させます。これが、コレクションです。

 

  しかし、上の図の、火星と土星がアスペクトした段階で、アスペクトが終わってしまうことがあります。山羊のサインは土星の支配しているサインですから、これは終わりません。同じ配置でも、この短い距離のアスペクトが妨害となってしまう場合があります。それが、下記です。

 

 

 

  上記のチャートでは、月と土星が始めにアスペクトを完成します。これで、終わりです。何故かというと、土星は、月の言うことを聞く筋合いのない場所に居るからです。いわゆる、リセプションが無い状態なのです。

 

  惑星の種類や、惑星同士の入っているサインが違うことで、プロヒビション、妨害となってしまう場所があるのです。


  惑星・土星が、コレクションしているように見えるだけです。

 

  古典的なテキストの説明でも、コレクションとプロヒビションが、どう違うのか、よく理解できないことが多いのは、そこで、リセプションの説明までしていないからです。形は同じでも、一方は、コレクション、もう片方はプロヒビションとかバーニングと呼ばれる妨害となってしまい、物事は完成されません。

 

 



どうしても、リセプションを理解しておかなければいけないのです