ジョン・フローリーの リセプション



歴史的、推移


 

● 2001年当時、リセプションの概念を世に送り出した先駆者は私の師匠であるジョン・フローリーでした。古典的な西洋占星術が持ちながら、アスペクトとディグニティーしか知られていなかった20世紀の西洋占星術の世界に、彼はリセプションを再び登場させたのです。

 

残念ながら、あまりにも参照できる文献が少なかったので、彼のリセプションの捉え方は生徒の私が見ても正確ではありませんでした。彼には多くの生徒がいますが、何人かの生徒は気が付いています。ここでは、何が違っているかを明確にしておきたく思います。そうしないと、先生の説を鵜呑みにしてしまう人が出てくるかもしれないからです。

 

 

● ジョン・フローリーの本のみを頼りに解釈していくと、必ず読み間違える日が来ます。前のページで書いたように、リセプションはお皿(プレートの側にある惑星から)の支え無には成り立ちません。お皿の中にある惑星を、通過中の惑星が支えるわけではないのです。

 

 


Horary Text Book(ジョン・フローリー 2011年)のp.80からの例題に基き、詳しく見ていきます。

 

● その後、レトリウス(6~7世紀の占星術師)の「Compendium」の中に、次のような話が出てきます。

  『30.ジョイント・ポセッション』

(Joint Possession.[財産を持ちながら結合している])

 

  『ジョイント・ポセッションというのは、2つの惑星が一つのサイン内にあるか、

   ビーホールドしているかして、ドミサイルか、又は、イグザルテーションに

ある時のことである。

 

  ちょっと解りにくいですが、下に図(図-3[同じサイン内]と図-1[アスペクトしていて、一方のドミサイルに在る])がありますから、ご安心ください。

 

 

Receptions in action 判断におけるレセプション

Time to look at another chart. I am jumping ahead here, as there are many points in this judgement that are explained in later chapters. For now, pay attention mainly to the handling of the receptions, then look back at this chart for the other points when you have worked further through the book. I suggest that you read through this judgement several times, following as best you can with what you have learned so far and stretching to comprehend the other points. Work with this, referring continually to the table of dignities: you will learn far more by actively working with these judgements than by passively reading them.

別のチャートを見る時だ。この判定には、後の章で説明されるポイントがたくさんあるので、ここでは先に説明します。今は、主にリセプションの処理に注目して、他の点については、この本をさらに読み進めたときに、このチャートを見返してください。この判定書を何度か読み返して、これまでに学んだことをできるだけ踏襲しながら、他のポイントを理解できるように磨きをかけることをお勧めします。ディグニティーの表を常に参照しながら作業してください。これらの判断を受動的に読むよりも、積極的に作業することではるかに多くのことを学ぶことができるでしょう。

 

 

Did he really love me? 2000年2月17日 9:12am GMT,London

 

The querent wrote that she had married young, only because she was pregnant. Then she had met another man, who 'told me such wonderful things about myself'. Then she discovered that he was sleeping with another woman. He didn't want to do this, but she was blackmailing him into it. 'Did he really love me? Is there a future in our relationship?'

カレントは、彼女が妊娠したので、若くして結婚したと書いています。それから彼女は、彼女をすばらしいと感じると言ってくれる別の男に会いました。それから彼女は、その彼が別の女性と寝たと感づきました。彼はそうしたくなかったのにと言いましたが、彼女は彼を責めました。「彼は本当に私を愛していましたか? 私達の関係に未来はありますか?」

 

The chart is set for the time and place at which I read her letter. She, as querent, is given the Ascendant and Lord I, Which is Venus. As querent, she has the Moon as her cosignificator. Because this is a relationship question - and only in relationship questions - we would also give her Venus as significator, as natural ruler of women; but she already has it.

チャートは、私が彼女の手紙を読んだ時間と場所で設定されます。カレントの女性は、アセンダントとそのルーラーを与えられます。それは金星です。カレントとして、彼女は彼女の共同表示星としての月があります。これは愛情の問題--愛情問題の中だけで--なので、女性のナチュラル・ルーラーとして彼女に金星を与えます。彼女はすでにそれを持っています。

 

As it is a relationship question, we look to the 7th house. There are two 7th-house people involved in this situation: the husband and the lover. They can't both be signified by Lord 7, so we must choose. Take the one about whom the question is asked, which in this case is the lover: he is given lord 7 (Mars) and - only in a relationship question - the Sun, because he is a man.

これは愛情問題ですから、私達は7ハウスに目を向けます。この状況に関係している7ハウスに当てはまる人物が2人います。夫と恋人です。彼ら両人が7ハウスのルーラーで表せないので、私たちは選別をしなければなりません。誰についての質問であるかによってそれを当てはめますから、ここではその恋人ですから、恋人のこととします。恋人に7ハウスのルーラー(火星)と、--愛情問題の場合だけに太陽が--、与えられます。

 

His main significator, Mars, is in the 12th house. So is the Sun, his second significator, because a planet within around 5 degrees of a cusp is counted as being in the next house if it is in the same sign as that cusp. With both his significators in the 12th, the house of things hidden from the querent, we can dismiss any ideas of his blackmail story being true.

彼の主要な表示星(火星)は12ハウスにいます。太陽(彼の2番目の表示星)も、そのカスプと同じサインのカスプの約5度以内の惑星は次のハウスにあると考えられるので、12ハウスです。彼を示す両方の表示星が12ハウス(カレントから隠れたハウス)にいるので、私達は、彼の二股愛が真実であると考えられます。

 

What does he think of our querent? To determine this, we must look to see if either of his significators is in any dignity or debility of either of hers. Neither Mars nor the Sun is in any reception with the Moon. The Sun is not in any reception with Venus. Mars is in the detriment of Venus: he hates her.

彼は私達のカレントをどう思っていますか? これを見定めるために、彼を示す表示星のどちらかが、彼女を示す両方の惑星をどのようなディグニティーまたはデビリティーにあるかを確かめたいと思います。火星と太陽のどちらも、月とのどのようなレセプションにもありません。太陽は金星とも、どのようなレセプションにもありません。火星は金星のデトリメントにあります。彼は彼女を嫌悪しています。

 

But she is not asking about his attitude to her now; she is asking what his attitude was in the past. So we must look into the past, which we do by backtracking the planets, sending them back in the direction from which they have come.

しかし彼女は、現在の彼の彼女に対する態度について尋ねていません。彼女は、過去の彼の態度がどうであったのかを尋ねています。従って、私達は過去を顧みなければなりません。惑星がやって来た方向へそれらを戻して追跡することにより、私達はそれを確認できます。

 

Mars, at 4 Aries, has only recently changed sign. It has only recently entered the detriment of Venus: he has only recently started hating her. Before that it was in Pisces. What was his attitude to her then? In Pisces, Mars exalts Venus. He worshipped her.

火星は、牡羊のサインの4度にあって、つい最近サインを変更しました。それは最近、金星のデトリメントに入ってきたのです。つまり彼は最近になって、彼女を嫌いになり始めたのです。以前(火星)は、魚のサインにありました。彼女に対する彼の態度はその時どうだったのでしょう? 魚のサインで火星は金星をイグザルテーションします。彼は、彼女を熱愛(worship)していました。

 

All the time that Mars was in Pisces, he was exalting her, so Yes, he did really love her: he was perfectly sincere in his protestations. But exaltation tends not to last, and once the bubble burst he did not merely become indifferent to her, but began to hate her, no doubt for failing to live up to his glorious illusion. This change of attitude is shown by the change of reception as Mars moves from Pisces into Aries.

火星が魚のサインにあった間中、彼はとても彼女をイグザルトしていたので、彼は本当に彼女を愛していました。彼の言うことは、完全に誠実でした。しかし、イグザルテーションは、長く続かない傾向があり、バブルははじけます。彼は彼女に無関心になりませんでしたが、確かに華々しく彼女のことを思う幻覚に従って行動することをやめ始めるので、彼は彼女を嫌悪し始めました。彼のその態度の変化は、火星が魚のサインから牡羊のサインへ移動するときのレセプションの変化と同期します。

 

When I say 'all the time that Mars was in Pisces', I am not referring to Mars' real-time transit of that sign. Here, Mars' passage through that sign can be read as 'for a long time'.

私が、「火星が魚のサインにあった全ての時間」と言う場合、そのサインの中の火星のリアルタイムの通過を意味していません。ここで、そのサインを通過する間の火星は「長い間」と読むことができます。

 

With practice, you will find you begin to know what a chart will look like before you cast it, from the information you are given in the question. As soon as we read the words 'he used to say such wonderful things about me', we can be sure that we shall find exaltation in the chart.

実占に携わる時には、チャートを組む前に、あなたが与えられる質問の中味から、チャートがどんな風に現れるかを予想できると気付くでしょう。私達は、「彼は、私についてとてもすばらしい事を言ったものでした」と聞くやいなや、きっとチャートの中にイグザルテーションを見つけるだろうと考えます。

 

'Is there a future in our relationship?' Much as we might feel that his blackmail story makes this question redundant, it is important that we answer the question asked and answer it from the chart, not from our own assumptions and prejudices. From what we have seen so far, things do not look promising: he hates her. Mars is not going to turn retrograde and go back to exalting Venus: once the bubble of exaltation has burst it may be replaced by something more enduring, but it cannot be put back together. But his other significator, the Sun, is about to enter Pisces, where it will start exalting Venus. Maybe there is hope.

「私達の関係に将来はありますか?」 私達は、彼を責めているのなら、このような質問をする必要はないと思うかもしれません。私達は質問された内容に対して仮定や先入観によらず、チャートそのものからそれに答えることが重要です。私達がこれまでに見たことから、状況に見込みがあるようには見えません。彼は彼女を嫌っています。火星は逆行をして、金星に帰ろうとはしていません。イグザルテーションのバブルがはじけたら、それは永続的な何かによって取り替わるかもしれませんけれども、それは一緒に戻されることもできません。しかし、彼を示す他の表示星太陽は、まさに魚のサインに入ろうとしています(そこで、それは金星をイグザルトするでしょう)。ここに、希望があります。

 

What does she feel about him? Venus is in Capricorn, the exaltation of Mars.  She is still besotted with him. Venus and the Moon both signify our querent, but they show her in different ways: head and heart. Lord 1 shows the querent as thinking being and sometimes as body; the Moon is more the querent's emotions. The opposition between them here shows graphically head and heart at odds with each other, and is common in such charts. People tend not to ask relationship questions when they are happy.

彼女は彼をどう思っていますか? 金星は山羊のサイン、火星のイグザルテーションにあります。彼女はまだ彼に惚れています。金星と月は私達のカレントを意味していますが、星々はさまざまな方法で彼女を示します。考えと気持ちです。1ハウスのルーラーはカレントの考えていること、そしてある場合には体です。月はそれよりも、カレントの感情です。彼らがオポジションなら、視覚的にカレントが考えていることと感情が調和していないことを示します。そして、この様なチャートの中でより一般的です。人々は、彼らが幸せなら、恋愛の質問をしない傾向があります。

 

The Moon, her heart, is in both the triplicity and the fall of Mars (the lover). Her emotions still feel warmly towards him; but this warmth is overshadowed by loathing: she must be feeling very hurt.

月、彼女の感情は、火星(恋人)のトリプリシティーとフォールの両方にあります。彼女の感情はまだ彼に暖かく向いています。しかし、この暖かさは、憎悪によって影を投げかけています。彼女は、非常に傷つけられたと感じているにちがいありません。

 

Venus is in the last degree of Capricorn. It is about to change sign, on which its receptions will change. This change of reception shows that she will undergo a change in her attitudes - as her lover did, as shown by Mars moving from Pisces to Aries. How will her attitudes change? She will stop exalting Mars. As soon as Venus enters Aquarius it is no longer in any dignity or debility Of Mars: she will become indifferent to him.

金星は山羊のサインの最後のほうの角度にあります。それは、まさにサインを変更しようとしています(そこでレセプションは変わるでしょう)。レセプションのこの変化は、彼女が彼女の態度の変化を受けるであろうということを示します - 彼女の恋人もそうするように、 - (ちょうど火星が魚のサインから牡羊に移動することによって示されたように)。彼女の態度はどのように変わるのでしょうか? 彼女は火星に有頂天になるのを辞めるでしょう。金星が水瓶のサインに入るとすぐに、それはもう火星のどのようなディグニティーにも、またデビリティーにもあたりません。彼女は、彼に無関心になるでしょう。

 

The Moon too is about to change sign. It leaves this troubled ambivalence of triplicity and fall of Mars for Leo, where it too has no interest in Mars. She is very soon to fill completely out of love with him. Is there a future in this relationship?  No; largely because she will soon no longer want it.

月も、まさにサインを変更しようとしています。それはこの火星に対する悩ませる感情の交錯したトリプリシティーとフォールという問題の多いサインから、獅子へ向かい、火星への関心の無い場所へ行きます。彼女はすぐに、彼への完全な愛情から去ることになります。この関係において未来がありますか? いいえ。なぜなら彼女も、もうすぐそれを望まなくなるからです。

 

That has given the brief answer to the querent's questions. We may wish to put flesh on these bare bones by looking a little deeper. What else is going on here?

それはカレントの質問に短い答えを与えました。私達は、もう少しより深く見ることによってその核心に触れることを望むかもしれません。他に何がここで起こっているでしょう?

 

We might notice that Saturn is playing a big part in this chart. Venus and the Sun are in signs ruled by Saturn; Mars is in Saturn's fall; the Moon is in Saturn's detriment. When Venus changes sign and stops exalting Mars, Saturn is going to become even more important to the querent: in the first degrees of Aquarius Venus will be in the sign, triplicity and term of Saturn. So what does Saturn signify, that will suddenly become so much more significant to her as soon as she stops exalting her lover?

私達は、土星がこのチャートで大きな役割を果たしていることに気づきます。金星と太陽は土星によって支配されるサインに入っています。火星は土星のフォールにあります。月は土星のデトリメントにあります。金星がサインを変更して火星をイグザルトするのをやめる時、土星はよりいっそうカレントにとって重要になります。水瓶のサインの最初の角度において、金星は土星のサイン、トリプリシティー、およびタームになるでしょう。そう、土星の意味しているもの、彼女が、彼女の恋人を誉めそやすのをやめると同時に、突然彼女にとってより重要になるもの、それは何でしょうか? 

 

In charts cast about affairs, presenting us with two 7th-house type people, if the lover is given lord 7 as his significator, Saturn can be taken to signify the cheated spouse. If the querent is exalting the lover, the spouse is usually perceived as 'the great malefic' frustrating their possible happiness. Does this fit with the chart?

恋愛問題のチャートが立てられた時に、7ハウスの人物として我々に示される人物は、もし7ハウスに恋人が与えられたならば、土星は2人目の騙されている配偶者を意味すると考えられます。カレントが恋人に愛情を持っているなら、配偶者は通常、可能な幸福を挫折させる“大きな障害”と看做されます。チャートはこれに適合しているでしょうか? 

 

There is a weak (peregrine) planet in the first house. This is an affliction to the querent. What is afflicting the querent? Saturn: the husband.

ここには、第1ハウスに弱い(ペレグリン)惑星があります。これはカレントの苦悩です。何がカレントを苦しませていますか? 土星、夫です。

 

Venus is in the sign of Saturn. This could mean that the querent loves her husband. But if your heart is busy exalting someone, there isn't enough room there to love someone else. So here it makes better sense to read this as the husband having great influence over the querent, or ruling her, or even to take it quite literally: She is in his house.

金星は土星のサインにあります。これは、カレントが彼女の夫を愛していることを意味します。しかし、あなたの心が誰かを熱愛することに忙しいならば、他の誰かを愛するのに十分な余地がありません。従って、ここではこれを、カレントへの大きな影響を持っているか、彼女を支配している夫としてこれを読むか、まったく文字どおりに、彼女は彼の家に居ると読むことが理に叶っています。

 

Saturn is in the sign of Venus. The husband loves her. It is in the exaltation of the Moon. So what does the husband really really want? The thing that he exalts: the querent's heart.

土星は金星のサインにあります。夫は彼女を愛しています。それは月のイグザルテーションにあります。ですから、夫は何を本当に望んでいるのでしょうか? 夫が熱望しているもの、カレントのハートです。

 

What does the querent's heart think of him? The Moon is in the detriment of Saturn: her heart hates him. And also in Saturn's term: her heart sees some minor redeeming features in him.

カレントのハートは彼をどう思っていますか? 月は土星のデトリメントにあります。彼女のハートは彼を嫌悪しています。そして土星のタームにあります。彼女のハートは、少しだけ彼に償いをするように見えます。

 

Note that the querent's head/heart split, shown by the Venus/Moon opposition, makes perfect sense in her attitude to both the lover and the husband.

注意すると、カレントの頭と心の分離は、金星と月のオポジションによって示されていて、恋人と夫の両方に対する彼女の態度として完全に意味を為します。

 

Once Venus has changed sign, losing interest in the lover, it will become much more dominated by Saturn. The powerful mutual reception between these two planets will become yet stronger. This must mean a strengthening of her relation-ship to the husband. Note that we do not need to see an aspect between her and him to show this' because the relationship is already in existence: we don't need to prove an event. Note also that although she is going to become more centred on the husband (moving from sign and term of Saturn to sign, triplicity and term of Saturn) she is not suddenly going to start exalting him (both her planets move into signs where nothing is exalted). As、It is only to be expected.

金星が、一旦サインを変更すると、恋人への興味を失い、それは土星によって今より強く支配されるでしょう。これらの2つの惑星の間の強力なミューチャル・レセプションはいっそう強くなるでしょう。これは彼女の夫に対する関係の強化を意味しているに違いありません。私達は、関係がすでに存在しているので、これを示すためにカレントと夫の間にアスペクトを探す必要がないことに注意してください。私達は、イベントを証明する必要がありません。更に、彼女は夫の中に入って行こうとしていますが(土星のサインとタームから、土星のサインとトリプリシティーおよびタームの支配になる)、彼女が突然、夫を熱愛しようとしているわけでもないことに注意してください(彼女の両方の惑星は、何も夫をイグザルト[熱愛]していません)。これらは、当たり前のことです。

 

The Moon, meanwhile' is entering Leo, which is also the detriment of Saturn. Her heart will still hate him.

一方月は、獅子のサインに入ります。それは土星のデトリメントにもなります。彼女のハートはまだ彼を嫌悪するでしょう。

 

Why is her attitude to these two men going to change? Our attitudes do not change of themselves: we do not awake one morning to find that we love this person or hate that. There is a trigger that sets off these changes. The change of attitude is shown by the change of receptions (as here in the changes of sign).  The trigger is shown by the aspect happening immediately before this change of reception.

なぜこれら2人の人物に対する彼女の態度が変わろうとしているのでしょう? 私達の態度は、通常では変わりません。私達は朝目覚めると、私はこの人を愛していて、この人を嫌いだと気付きません。これらの変化を引き起こす引き金が何かあるはずです。態度の変化は、レセプション(サインの変化におけるここのような)の変化によって示されます。引き金は、レセプションの変化が起きる直ぐ前のアスペクトによって示されます。

 

What aspect happens immediately before Venus and the Moon change signs?  The Moon/Venus opposition. This must be the trigger - the reason for the change of attitude. What does this aspect mean?

金星と月がサインを変更するすぐ前に、どんなアスペクトが起こりますか? 月と金星のオポジション。これはその引き金であるにちがいありません - 態度の変化の理由。このアスペクトは何を意味していますか?

 

Yes, we can read it as showing her head/heart split reaching a climax; but this doesn’t help us much: we are still lea wondering why.

そうです。私達は、分離した彼女の頭とハートが最高潮に達することを示すとしてこれを読むことができます。しかし、これでは大した助けになりません。私達はまだ何故なのかと疑う余地があります。

When a significator is placed right on a house cusp, it is often there for a reason. It almost is as if the chart puts it there as a way of attracting our attention, of saying 'Hey, look over here!  The Moon is right on the cusp of the 5th house - the house of children. The Moon is ruler of that house, so could be playing a secondary role as lord 5. The Moon is natural ruler of babies and is in the fertile sign of Cancer. So the Moon applying to Venus must show her getting pregnant. By opposition: she is not happy about this. But it is this that concentrates her mind (Venus) on her marriage. Even though her heart (Moon) will still hate her husband. It is probably in the pregnancy that the position of Jupiter, natural ruler of fertility, so prominent on the Ascendant, finds its significance.

表示星がハウスのカスプに丁度置かれる時には、それはしばしばある理由になります。それは、「ねえ、こっちを見て」と言うように、我々の注意を引かせるように、チャートがそれをそこに置くかのようです。月はまさに5番目のハウスのカスプの上にあります - 子供のハウスです。月はそのハウスのルーラーですから、5ハウスのルーラーとしての2回目の訳割を果たしているかもしれません。月は赤ん坊のナチュラル・ルーラーであり、蟹のサイン、肥沃なサインにあります。ですから、金星に近付いている月は、彼女が妊娠することを示すのかもしれません。オポジションによって、彼女はこれによって幸福ではありません。しかし、彼女が結婚において精神(金星)を専念させているのはこれです。彼女のハート(月)はまだ彼女の夫を嫌悪するでしょう。たぶん木星(肥沃さのナチュラル・ルーラー)のアセンダントに突出してあることが妊娠で、それを発見するのは重要です。

 


● リセプションに対する再考を進める中でひじょうに参考にさせられたものは、星谷氏(友人です。現在表立った占星術の活動を休止しています)の記事以外に、デボラ・ホールディング女史による Astrological Jernal53_2号の記事でした。その記事を読んだのは20113月です。

 

  その中で、デボラ・ホールディング女史は、リリーの「Christian Astrology 」の317pを取り出します。

 

  ≪Contrary to all the rules of the ancients, I have ever found that when the lord of the seventh hath been in the ascendant, the querent hath loved most, and when the lord of the ascendant was in the seventh, the quesited loved best.

  ≪古代人のすべてのルールとは裏腹に、私はこれまでに7ハウスのルーラーがアセンダントにあればカレントの愛情が優り、アセンダントのルーラーが7ハウスに入っていれば相手の愛情が勝っていることをこれまでに見つけたことがある。≫ 

 

  今や理解したのですが、古代人のルールに反しているのでは無く、これこそ古代人のルールだったのです。リリーの文章は、とてもややこしい事がかなりあります。この記事を読んだ時に、317p を繰り返し読む事になります。そして、何のことか?  どういうことか?  分からなくなります。概略さえも飲み込めないのです。これだけでは、リセプションではありません。単なる、ディスポジションだけのことを書いています。しかし、ヒントがあったのです。

  それ以降の西洋占星術の本では、Reception と訳してもいいような概念として定着していきます。

● リセプションはひじょうに分かりにくい概念です。しかし、このテクニックは非常に重要です。又、占星術を一段と高い敷居に上げてしまっているものかもしれません。時と場合によって、質問ごとによって内容を変えるから、そして、受ける(レシーブする)と、受け取られる(レシーブされる)がごっちゃになるからです。英国人が英語で読んでいてさえ間違える理由は多々あると思いますが、その本当の理由は私には分かりません。ミューチャル・リセプションの段階ではこの取り違えが起きません。ところがもう一つのリセプションの概念で起きます。

 

  ウィリアム・リリーはこのはなはだややこしい概念のリセプションを、ミューチャル・リセプションを定義したずっと後で、これまたはなはだややこしい議論であるアセンダントと8ハウスのルーラーの間にリセプションが生じていた場合の死の問題のことで説明をしています。

 


  C.A 112pで、彼はリセプションを次のように定義します。

 

RECEPTION.

Reception is when two Planets that are significators in any Question or matter are in each others dignity; as Sun in Aries, and Mars in Leo; here is reception of these two Planets by Houses; and certainly this is the strongest and best of all receptions. It may be by triplicity, term or face, or any essential dignity; as Venus in Aries, and Sun in Taurus; here is reception by triplicity, if the Question or Nativity be by day: so Venus in the 24. of Aries, and Mars in the 16. of Gemini; here is reception by term, Mars being in the terms of Venus, and she in his terms.

リセプションは、何らかの質問で、問題又は表示星である2つの惑星が個々の他のディグニティーにある時のことである。例えば、牡羊の太陽と、獅子の中の火星など。ここにサイン[ハウス]による2つの惑星のリセプションがある。そして、確かにこれは最も強く、全てのリセプションの中で最も良い。それはトリプリシティー、ターム、またはフェースまたはすべてのエッセンシャル・ディグニティーによっても、成り立つのである。牡羊の金星、そして牡牛の太陽のように、そこにはトリプリシティーによるリセプションがある。もし質問、又はネイタルが日中のものならば、牡羊の24度にある金星と、双子の16度にある火星は、ここでは火星は金星のタームにあり、そして彼女は彼のタームにあるので、タームのリセプションになる。

The use of this is much; for many times when as the effecting of a matter is denied by the Aspects, or when the significators have no Aspect to each other, or when it seems very doubtful what is promised by square or opposition of the significators, yet if mutual reception happen betwixt the principal significators, the thing is brought to passé, and that without any great trouble, and suddenly to the content of both parties.

(リセプション)の使用は頻繁である。多くの場合、物事に影響を与えるのはアスペクトを伴うディグニティーであり、あるいは、表示体が互いにアスペクトをしていなくても、あるいは、表示体達がスクエアや、オポジションで約束している事柄がとてもとても疑わしくても、それでも、もし、主たる表示体の間にミューチャル・リセプションがあれば、物事は完成される。それは、それほど大きなトラブルも無く、両人がそれぞれ突然満ち足りた状態となるのである


  オポジションだけは別物です。オポジションでミューチャル・リセプションが生じていても、旨く行った恋愛を見たことがありません。また、オポジションでミューチャル・リセプションがあったとしても、長く続かないと書かれているものを見たことがあります。ボナタスか、ザエルかどちらかだったと思いますが、分かれば出典を載せておきます。

 

● 別の概念とも思えるリセプションについて、C.A408-409pの文節でリリーは語ります。

 

"if the Planet to whom the Lord of the ascendant is in Conjunction with, or commits his disposition unto, be Lord of the 8th, then whether he be a good or an ill Planet, he kills (for every Planet must doe his office… "

もし、アセンダントのルーラーである惑星が、コンジャンクションで、あるいは8ハウスのルーラーをディスポジションで受託するならば、それが良い惑星であろうと悪い惑星であろうと、彼は殺す(全ての惑星はその任務を遂行するので… )

 

リリーはこの後、1ハウスのルーラーが8ハウスのルーラーに受け取られる(レシーブされる)ならば、この議論の死が否定されることを説明します。

 

"… because if the Lord of the 8th receive the Lord of the 1st, and the Lord of the 1st (receive) the Lord of the 8th, whether Fortune or Infortune, you may justly fear the Querent's death; but if the Lord of the 8th receive the Lord of the ascendant, so there be not mutual Reception, it hinders not."

それ故、もしも8ハウスのルーラーが1ハウスのルーラーをレシーブしているならば、そして、1ハウスのルーラーが8ハウスのルーラー(をレシーブしているならば)、吉星であろうと凶星であろうと、あなたは公正にカレントの死を恐れなければならない。しかし、8ハウスのルーラーがアセンダントのルーラーをレシーブしているなら、それがミューチャル・リセプションでなくても、妨げることをしない(生きる)。

 

  これら112pの説明と408~409pの文節はリセプションの概念にとってはなはだ重要でありながら、これだけを読んでいてもピンと来ないところが多々あります。

 

  これを確かめる為には歴史を遡るしかありません。先代の占星家たちがどう捉えていたのか…

 

  リセプションのことを調べていくと、ディスポジションという言葉で示される事柄が少なからず重要性を持ってくることが分かります。デボラ・ホールディング女史によると、この言葉は、ディスポジターや、ディスポーズするという言葉と同じ語源を持ちながら、占星術的には違った意味合いで使われているということです。

http://www.skyscript.co.uk/reception2.html


● リセプションを理解する上で、言葉の定義を捉え直しておくことは、必要不可欠であると思われます。英語を母国語にしている人達の中でも理解しがたい部分なので尚更です。dispose, そしてdispositor,などもできるだけ正確に捉えておく必要があるでしょう。

 

  一般的なdisposeの語義は、特定の順序で置くか、または置かれたで、他に、

  準備させる、cualify

  処置する、manage

  解決する、settle

  取り決める、dispose

  (~を)配置する、dispose

  遂げる、carry through

  したく思わせる、incline

  place or put in a particular order.

  物事の成り行きを定める

  make receptive or willing towards an action or attitude or belief,

  (特定の事柄を)行動または態度または信念で、受け入れるか、同調すること、

  他の人に与える、などとあります。

 

  dispositor は、占星術的な用語で、英英辞典にも調べた限りでは載っていませんでした。名詞が人物に与えられているので、処理する者・解決する者になります。私達の習ってきた感覚では、サインのルーラーが惑星を受け取っている状態に加えて、レシーバー、受け手として、(何かを)処理する者・解決する者となります。普通はサインのルーラーやイグザルテーションのルーラーと呼べばいいものを、dispositor とわざわざ呼んでいますが、こう呼ぶには、何か訳があるのでしょう。

 

  disposition の意味は、

  処分、disposal

  配置、arrangement

  配列、array

  意地、sprit, willpower

  心意気、

  気性、temperament

  性分、nature

  性癖、inclination

  気心、temper

  (神の)摂理、dispensation

  才分、肌合い、心立て、気立て、気風、心根、性情、等々の名詞です。それらは登場した人物の持つ雰囲気が、そこに居合わせる他の人達に影響力を与える、処置するような言葉が続いています。

 

  一般的な disposition の意味は、上記に掲げたような、その人の気質のような、雰囲気の中に含まれる性分のような、気性とか肌合いとか心意気で、他の人に影響を与えるもの感じられます。

 

  これに対して、占星術的な意味合いは、そのディスポジションにある惑星は、その影響を、他の惑星に押し付け、押し付けられた惑星がそれを処置する・履行する・要望に沿う等と表現しています。単に処理するわけではなく、自発的な意志を持って解決に向けて対処するような積極的関わり方です。

 

  接頭辞の dis- が、position 位置について、名詞の場合(逆、非、除く)となりますから、その位置に非ず、その場所に置かれた(そのもの[位置以外の事柄])です。多くの文脈からも置かれている何モノかに影響を与えることを表しているでしょう。つまり、disposition は、置かれた惑星にも、受け取った惑星にも影響力を与える言葉らしいのです。

 

  受け取っている惑星が dispositor(ディスポジター)、又は、receive しているreceiver(レシーバー) です。レシーブする惑星は、サインのルーラーだけではありません。イグザルテーションのルーラーも受け取ります。また、トリプリシティー、ターム、フェースのディグニティーにある惑星達も受け取りますが、単独では弱く、弱いものが二個あれば受け取るとされます。例えば、魚のサインの27度に惑星が来たときの火星等です。ここで火星は、トリプリシティーとフェースによって受け取ります。

 

  これらの事柄から、リセプションの意味は、

 

  レシーブする惑星が、レシーブされた惑星に権利を与える

  レシーブする惑星が、レシーブされた惑星に解決策を与える

  レシーブする惑星が、レシーブされた惑星を保護する

  レシーブする惑星が、レシーブされた惑星に要求したものを与える

  などと考えられます。

  また、リセプションを説明する文章の中には、これらの他に、receive, receiver, be receivedなどが比較的よく使われている言葉です。アスペクトだけでなく、ある段階からはリセプションの考察をすることで、更にチャートが深く読めてきます。

 

  始めのうちは、ミューチャル・リセプションという概念が頭にこびりついていて、なかなか外れないこともあるでしょう。注意して進めないと、把握するのに回り道をしてしまうこともあると思います。

 

● リセプションは、惑星Aが惑星Bに、又は、惑星Bが惑星Aにリセプションされるには、アスペクトやコンジャンクションを前提としています。惑星Aを軽い惑星とします。

 

惑星Aが、惑星Bのディグニティーを持つ場所に居るか、

惑星Bが、惑星Aのディグニティーを持つ場所にいるか、

 

  このどちらかであれば成立します。

 

  重い惑星だけが、受け取るのか? ひじょうに疑問でした。

でも、そうではありません。リセプションが分かりにくいので、図にしてみました。

 

  アブ・マシャーの説明です。The Abbreviation of the Introduction to Astrology 3章の句52

  1.

図-1.  

あるいは、

  2.

図-2.

 

  この両方がリセプションであると書かれています。ちょっと疑問点が解けて安心しています。始めのうちは、1.だけがリセプションかと考えていました。2.も、れっきとしたリセプションなのです。1.はお客が店員を探し当てる状態。2.は店員がお客に近付く状態です。どちらも、相手の要求に応えようとします。また、客となる人は、求める品があるはずだと期待をしてそのサイン(店)に入ってきています。

 

  これで少しは理解ができるかもしれません。書いているものを読んでいてもいま一つピンと来ませんが、図にすると一目瞭然です。もう一度、同じことを説明します。

  まず、惑星Aを軽い惑星だとします。惑星Bを重い惑星とします。

 

  1.の図は、惑星Aが惑星Bにアスペクトするとします。惑星Aの入っているサインは、惑星Bがディスポジターとなるサインです。惑星Aは自分のディスポジションした(入っている)サインのルーラー惑星B(ディスポジター)にアスペクトで探しに行っています。これで、惑星Aは自分がこの場所でしたかったことを、惑星Bに聞き届けられる事を確信します。リセプションです。惑星Bは、惑星Aの希望を聞き入れようとします。

 

  2.の図は、惑星Aのルールするサインに入って来た惑星Bに対して、惑星Aがアスペクトをしに行っています。どのような気持が各惑星に働くのかというと、惑星Aは、自分のサインにお客が来たことを察知します。惑星Bは、ディスポジションした(入っている)サインのルーラーを探し出して自分の要求を聞き届けてもらいたいと思っています。惑星Aは、お客を見付け近付きます(アプライのアスペクト)。惑星Aは、自分自身が支配する場所に入っている惑星Bの意向を受け入れる事になります。リセプションです。この時、惑星Bも、惑星Aの場所にディスポジションしているということは、惑星Aの何かを気にいっています。

 

  3.これがコンジャンクションで起きたらどうなるのでしょう。

初期のリセプション(歓迎)は、下記のコンジャンクションで起きることを確信して、古代の占星家がテキストに載せました。(デボラ・ホールディング女史の上記テキストから)

 

  惑星Bを太陽だと思って見て下さい。B’を獅子のサインだと考えて下さい。

コンバストではなく、リセプションになってしまいます。

図-3.

 

  太陽は、自分自身のサインに入ってきた惑星Aを歓迎(リセプション)するのです。これでは、コンバストになりません。太陽が惑星を『コンバストしない場合』があり得るのです。

 

  下記の例もそうなります。

図-4.

 

  今度も、惑星Bが太陽です。太陽の要求を惑星Aが叶えようと思って太陽に近づいています。それは、その場所が惑星Aのルールする場所だからです。お客様となる太陽の要求を、精一杯叶えようとします。

 

  古代の本には、「土星が水瓶の中で太陽とコンジャンクションしても、悪くはなく、獅子のサインでコンジャンクションしても、悪くは無い」。という表現で載っています。リセプションになるからです。

 

  考えてみると、惑星Aが火星でも木星でも、それぞれのルールするサインでは、太陽はコンバストになりません。又、獅子のサインに入っているどのような惑星に対しても、太陽は大いなる歓待をするわけですからリセプションになっていきます。コンバストでは無く、明らかにリセプションです。

 


  さて、今やリセプションの理解が進んだと思います。

 

  「アセンダントのルーラーが7ハウスに入っていれば相手の愛情が勝っていることをこれまでに見付けた ・・・ 」こう述べたリリーの一節を確かめられるチャートがここにあります。

 

  下記の惑星Aと、惑星Bに、アスペクトなりコンジャンクションは無いと考えて下さい。しかし・・・

図-5.

 

  B' を7ハウスだと考えて下さい。アセンダントのルーラー A が、好きな人 B のサインに入っているだけで、惑星 A と惑星 B の間には、何も関係が無くてもリリーは惑星 Bで示されている人の愛が優っているのを見つけたと書いているのです。

 

  私は今やこれがどういう事かを知る事となりましたが、始めて目に触れた時は本当に解りませんでした。片や、アセンダントのルーラー A が7ハウスに飛び込んでいるということは、カレントが彼/彼女を好きだから飛び込んでいるのだ!  そういう一面も確かにありますが、がストーカーであっても、こうなってしまうことがあります。ですから、レシーブしている惑星で示された側の人物の、愛が勝っていることに間違いありません。

 

  ここに、百文字占断に寄せられた、愛情に溢れた7ハウスで示される旦那様によって、再び指輪を買ってもらえたという例を掲げておきます。質問は、探し物に対して投げかけられました。

 

  質問は:  主人に買ってもらった指輪をなくしてしまいました。

 

高価ではないのですが、かわいくてとても気にいっていました。ある日身につけようと引出しをあけたらいつもの定位置にない!!

最後に指輪を身につけていたのは子供と遊園地に行った時だと思います。

ちょっと大き目の指輪だったので遊具に乗っていて落としたのかなと自分では思っています。問い合わせもしたのですがそういった落し物はありませんでした。

もう、出てこないのでしょうか。なくしてからはもう半年(なくしたと気付いたのは4月中旬でした)も経ってしまいました。よろしくお願い致します。

 

20031016 12:22pm  JST 137.01E, 36.74N ASC12.00 山羊です。

 

図-6. チャート

 

  指輪は、2ハウスのルーラーか4ハウスのルーラーによって示されます。おそらく、4ハウスのルーラーである金星によって示されているのでしょう。10ハウスにあるので見つかるはずなのですが、見つからなかったとご連絡がありました。

 

  アセンダントのルーラーの土星が7ハウスに入っています。クライアントは「指輪を失くした事を旦那様に言えない」と後のメールで書いてきています。でも、私は「ご主人は、又新しいものを買ってくれるから、大丈夫ですよ」と答えています。

 

  私はまだこの頃経験も浅く、深い思いは持っていませんでした。土星があまりにも7ハウスのカスプに近いことをどうしても考慮に入れたかったのです。彼女が強く夫を愛しているなら、夫もそれに応えているはずであるという理由でした。でも、リリーはそう書いていません。もともと、7ハウスにアセンダントのルーラーが入っているなら、7ハウスで示される人物の方が、カレントを愛する度合いが優っていると書いています。実に明快です。

 

  又、実際にその後のメールでそれは確かめられる事になります。

------------------------------------------------

「主人になくした事を思い切って言った所、

『また買ってやるよ!』

とあっさりと言ってくれました。

私は

『なくすなんてもうお前には買ってやらない』

と言われるとばかり思っていました。

出てこないのは残念ですが、何だか幸せな気分になりました。

占断していただいて良かったです。ありがとうございました。」

------------------------------------------------

  このディスポジションのことを理解していたら、もっと確信に満ちた判断をできたことでしょう。