The Considerations Before Judgement

12 サ イ ン


サインには、私たちの祖先によって様々な観測がなされてきました。

 

サインの始まりは春分点とされてから、サインに対する観測から分かって来る事が幾つもあります。例えば、時間をかけてゆっくり昇ってくるサインがあるかと思うと、駆け足のように早く上昇するサインもあります。ちなみに、日本では、天秤のサインは約2時間24分ほどかけて東の空を上昇し、魚のサインは1時間20分ほどで上昇します。長い短いが極端にあります。

12サイン

日本や西洋占星術の誕生の地、西洋では、左側にあたる蟹のサインから射手のサインまでが平均2時間以上かかり、右側の山羊のサインから双子のサインにかけては、2時間未満で東の空(アセンダント)を駆け上がります。

時間を掛けて上昇するサインを、ロングアセンション(蟹のサインから射手のサインまで)と言い、素早く上昇するサイン達をショートアセンション(山羊のサインから双子のサインまで)と呼んだりもします。別の名前では、時間を掛ける側の全てのサインを、直接的(ダイレクト)なサイン。そして、素早く上昇するサイン達を、間接的(インダイレクト)なサインとも言います。

 

これは北半球で起きることで、赤道付近ではほぼ同じになり、南半球では逆になります。

サインは又、昼の時間が同じという日が、牡羊のサインの中と乙女のサインの中に生じます。牡牛のサインの中と、獅子のサインの中、双子のサインの中と蟹のサインの中にもあります。それら、同じ昼の長さを持つ場所に太陽の代わりに惑星が置かれていても、あるいは、重要なカスプやハウスが置かれていても、その場所をアンティッションと呼び、意味があるとします。

アンティッション

互いのアンティッションにあたる場所にある惑星同士は、まるで、コンジャンクションのような作用をします。ただし、死や生に関するものには効きません。まるで、この世が幻影である事を物語るように、影のように作用します。

 

「私と彼は旨く行きますか?」

この質問の場合に、太陽と月がアンティッションだと、影の関係で進んで行くなら(正式なお相手ではなく、愛人として)旨くいく徴です。

書類を失くしたとして、

「書類は見つかりますか?」

カレントと書類を示す惑星、あるいは、ナチュラル・ルーラーの水星がアンティッションなら、見つかります。そして、水星がコンバストなら、コンバストが終わった時に偶然見つかるものです。


ロング・アセンション(ダイレクト)とショート・アセンション(インダイレクト)の間には、アンティッションとなるサインがそれぞれあります。それらショート・アセンションのサインは(オベイイング)、それぞれアンティッションとなるロング・アセンションのサインの言う事(コマンディング)を聞きいれます。

 

上記の太陽と火星のアンティッションであれば、ロング・アセンションにある火星の言う事を、ショート・アセンションにある太陽が聞き入れます。

この関係は、北半球で考えられていますが、南半球でも同じように作用します。