西洋占星術 通信 メール 手紙


 西洋占星術で通信を表わすのは、月です。手紙、メール、のろし、インターネットなどです。

 

 なぜ、月がメールや手紙を表わすのでしょうか?

 

 月が、トランスファー・オブ・ライトという働きを一番多く行うからです。

 


トランスファー・オブ・ライト

 トランスファー・オブ・ライトとは、惑星たちの行うアスペクトでの、働きの組み合わせです。アスペクトのことを、少し深く探ると…

 

 アスペクトは、単にある惑星が別の惑星と、とある角度を形作ることを意味するだけではありません。ある惑星が別の惑星に近づくことを「アプローチ」と呼び、ある惑星が別の惑星から、アスペクトを完成させた後に離れることを「セパレート」と呼びます。アプローチの時と、セパレートする時に、別々の働きを生じさせます。

 

 セパレートをする惑星は、過去にアスペクトをしていた惑星の光を離れるときに「背負い」ます。

 

 アプローチをする惑星は、これからアスペクトをする惑星に、自分の持つ光や背負っている光を「押し付け」ます。下の図を見てください。

 

 

 火星は既に木星から離れ、これから先、火星と木星による物事の成就が見えません。しかし、90°にある月は、今しがた木星からセパレートして、木星の光を背負っています。そして、木星の光を背負ったまま、火星に達します。すると、木星の光が月によって火星に押し付けられ(届けられ)、火星と木星による物事の成就が完成します。

 


惑星がアスペクトする時の、働き

 惑星は、セパレートする時に、セパレートした惑星の光を背負いますが、アプローチする場合には、何をするのでしょう?

 

 惑星が別の惑星にアプローチをしてコンタクト(接合)した時には、惑星は自分の持っているものをコンタクトをした惑星に「押し付け」ます。そうしないと、背負っている惑星の光を届けられません。

 

 上の図では、月は火星にアプローチをしていて、やがて火星にコンタクトを取った時に、運んでいる木星の光を押し付けます。

 

 その他にも押し付けるものがあります。それは、月がもともと、このチャートで持つ役割です。カレントであれば、カレントの思いを押し付けます。もし、月が力を持っていれば、それも押し付けます。このチャートでは持ちません。能力を持っていれば、それも押し付けます。

 

 全ての惑星がこの働きを持ちますが、激しく動き回る月に敵う惑星が他にあるでしょうか? ありません。最も頻繁に次から次へと光を運ぶので、「通信の惑星」となっているのです。

 

 光を運ぶことは、インターネットやメールに似ていませんか。まさに、通信の役割をしているのです。