百文字占断

2013年3月4日 付き合っていてもいいの



始めてデートをしたら、

「私には彼氏がいるし、多くの時間は彼とのことに割きたい」

と言われてしまいました。

「一緒に出掛けたりするのも、あく迄も友だちとして」

とも言われました。

 

マサカこういう言葉を聞くとは夢にも思っていませんでしたが、

わたしは何か勘違いをしているだけで、この女性とお付き合いをしていっては駄目なのでしょうか?


チャートを読む前の考慮として、彼女がそう言うなら、そういう方向でお付き合いをされればいいのではと思いました。何かいけないことがあるのでしょうか?

(ここで書いている「お付き合い」というのは、男女の肉体的な関係を含んでいません)

 

お茶を飲んで世間話をして、彼の話を聞いて、遊園地で遊び、夕方には彼の元に届けるだけのお友達で何か悪い? 女性の方も、男性と話をすることで世界が広がるかもしれませんし、いろんな考え方を知ることができるものです。そういう話をするだけの男女をふしだらとする視点は、もう無くしてしまう方がいいのです。現に、たくさん存在します。

 

と、書くと、これは質問として扱うべきかどうか疑問に思い始めてしまいました。

 

もし、ご本人から再度質問が来たら、チャートを作ることにします。


クライアントからお返事をいただきました。

 

そうしたところ、心の声というのか、考え方の奥底にどのような事柄があるのかをおっしゃって頂けました。

「いろいろな障害があったとしても、この人とお付き合いをできるのかどうか、そして、その結果として結婚というものが将来あるのかどうか・・・」 

という観点から鑑定に入ります。

 

真意というものが、私の理解とずれていたので、チャートは改めて作り直します。

相手の真意を知った時間を採用します。私は、クライアントが結婚など眼中には無い、拘っていないと考えていたからです。


ホラリー占星術 チャート
あの子は付き合ってくれるのか?

恋愛をするだけよりも、将来に結婚という目標がある場合は、やはり条件が厳しくなります。アングルは全てフィクスド・サインですから、決まりごとがあるなら変更は不可能です。つまり、答えが出てしまえば、努力はかなり難しいことになります。逆にいえば、将来が決められているならば、努力をしなくても、結婚にまで至るとも言えます。

 

カレントはアセンダント、アセンダントのロードの太陽と月です。彼女を表すのは7ハウス、そしてそのロードの土星です。位置を確認すると、土星は4ハウスのカスプに置かれています。彼女の心は決まっている そう叫んでいるようです。

太陽も月も行動力を欠く、強く求められない8ハウスに入っていて、土星とのアスペクトから離れています。これではタイミングが生じません。もしも、少なくとも、月のディスポジターである木星とのアスペクトが月にあれば、話を止めておくといったようなスタンスも取れたかもしれません。しかし、これも、既に数日前にあったという過去形で置かれています。

 

恋には時(タイミング)というのが、とても大事なことが分ります。

 

太陽と土星の間に入ってくれる惑星や、太陽と土星の間をつないでくれる惑星があるのもとても良い印なのですが、それも見つかりません。

 

加えて、土星の在る場所は、実は結婚の場所である10ハウスとオポジションなのです。

「結婚は無いわよ」と、土星が告げているようなものです。もちろん、土星が4ハウスのカスプの回りに登場していても、結婚を示す場合もチャートによってはあります。しかし、今回はそうなっていません。

 

したがって、結婚は難しいですよと言わざるを得ません。そして、多くの場合、凶星が4ハウスに入っているのは、将来結婚をしても、仲の良さを疑わせるものです。家庭に凶星を持ちこむようなものだからです。


チャートの判断の結果はこのようになりました。

 

もしも、恋愛だけに限定をするにしても、カレントを表す太陽や月を、彼女を示す土星が一ヶ所もレシーブをしていない(愛していない)ので、かなり難しい恋愛になりそうです。

 

この人は諦めて、次の人を探す努力の方が時間の無駄を省けます。